山田純平 | やまだより

私が衣装を着ていないおかげ？

嫌味なほどの晴天に恵まれ(笑)
沢山の温かいお客様にも恵まれ　
昨日の土平晃大チャレンジLIVE
大過なく終えることができて
本人もホッとしていることでしょう。

陶芸一家に生まれ育った彼は
常滑焼専門店モールでLIVEをすることで
常滑焼や常滑のまちを少しでも活気づけたい！
と志を持っての企画。
やはり大義を持った人間の演奏姿には
不思議と何かが宿っている気がするし、
昨日演奏していた私の大切な曲達も
彼なら託しても
大丈夫だと思えたLIVEでありました。

実は私も来月のリサイタルで一曲だけ
松村師匠に許可を得て
松村公彦楽曲の中でも特に大好きな曲『鳳』を
約10年ぶりに演奏します。
アタシは大丈夫でしょうか(笑)
背筋が伸びる思いであります。

そうそう、昨日のLIVE前に
常滑で私が20歳前からお世話になってる
喫茶店憩さんに寄りました。

ママさんがお店を畳むと聞いたので。
20代の頃、もう太鼓辞めたいって悩んだ時も
ママさんの一言で踏みとどまったり、
私の結婚式には一日も閉めたことなかった店を
はじめて休んで来てくれたり、
お会計も
「あんたが出世するまで貰いません！」って
25年間一度も受け取ってくれたことなく、
「早く出世できるよう頑張ってきなさい！」と
背中を押して店を追い出されるのです。
結局最後まで出世を認めてもらえないまま(泣)
こういう方達の想いを背負ってたから
何度挫折しても自分はここまで続けてこれたのかなと。
ママさん、これからはゆっくり客席に
座ってもらって、
舞台から出世払い25年分を返していきたいです。

かたい絆に想いをよせて

千人太鼓の総合司会を担当してくださった
CBCアナウンサーの沢朋宏さん。

去年オファーの電話をしたとき
沢さんは癌の宣告をされたばかりで。
それから色んなことを乗り越えて
「約束の乾杯」が出来ました。
こうして普通にまた一緒にお酒を飲めることが
本当に本当に嬉しくて、
5年分のいろんなことを話して、
気づいたらとっくに終電無くなってました。
翌日もゴゴスマ生放送あるのに(笑)

乾杯の前にファンクラブ会報
対談コーナーの対談もしました。
色々と裏話ありますので、
次号をお楽しみに。

それと、
5/3 に迫った土平くんのLIVEの稽古を見てほしいと言われ、いま付き合っています。
プロの道で勝負をするなら
僕は良くないものは良くないと
ついついボロッカスに言ってしまいます。

最近の若者は褒めておだてて
伸ばさなければならないそうですが笑

鼓の道に入って5年。
色々と乗り越えて本番はお客様に良い音を
届けることができるでしょうか。
期待しましょう。

音の玉手箱

昨日まで2日間ホールに
籠りっきり16時間
6/9リサイタルに向けた音作り
リハーサルをしてました。

共演のマリンバ奏者大森香奈さんは
さすが世界中で百戦錬磨の猛者でした。

音を作りながら研ぎ澄まされていく感覚に
眠っていた細胞がどんどん呼び起こされていく
時間でした。
猛者と音を出すと本当に勉強になります。

僕が20年前に、どうやっても演奏できず
本番クビになった因縁の曲
「マリンバスピリチュアル」にも挑みます。

他人が作った曲を覚えるのが1番苦手なので、
この曲をどう料理するか？
毎日譜面と睨めっこしながら
ストレスが溜まりすぎて、
とうとう「自分ならこうする！」
という
マリンバと太鼓のための新曲も
作ってしまいました(笑)

このリサイタル
控えめに言っても、
かなり楽しく深いと思います。
迷ってる方は是非！

喉に突き刺すように

太鼓奏者　野中耀博氏が6月に企画する
コンサートにゲスト出演させていただきます。

そこで私の曲を四国の太鼓チームの方々と一緒に演奏する企画もあり、事前講習会に伺いました。

私が神戸松村組で活動していた頃に
野中氏は組の見習いとして
一時期修行していて、
彼が住む安アパート(オバケが出そうな)を一緒に探してまわったり(笑)
お互い20代だったので、
将来の夢と現実と不安に
もがきながら
一生懸命に生きてた時間を共有した
仲間でもあります。

彼はご家族の介護など事情もあり、
志半ばで四国に移り住みましたが、
地道に努力を重ねて
今では沢山の生徒さんに慕われる
大先生となり、
高松城なみの強固な城を築いてました。

大したことをした訳でもないのに、
私に恩返しをしたいと、
今回四国に呼んでくれたのが
とても嬉しく、6月のコンサートは
力のかぎり盛り上げたいと思います。
6/15(土)高松ぜひお越しください！

そして翌日は神戸で
その縁をくださった松村先生ご夫妻と。

「生ビールは喉に直角に突き刺すように飲め！」
という教えは健在でした。

昨日は

千人太鼓の後処理や挨拶まわりも
少しずつ進めながら
僕の身体もようやく回復してきました。

昨日は、若連コンサートや千人太鼓と
頑張ってきた熱響メンバー達を労おうと
バスを貸し切って伊勢まで日帰りツアー
を企画しました。

カラオケやバスレク係が考えてくれた
ゲームなど、道中とても盛り上がりながら
楽しい1日になりました。
また皆で行けるよう
1年頑張りたいと思います。

6/9宗次ホールリサイタルと
7/28兵庫県加西公演
の舞台作りに頭を切り替えて
追い込みです。
またまた、いのち燃やしますので、
ぜひ観に来てください。
加西公演は「そこまでやる？」ってくらい
豪華です。
宗次ホールは
午前の部が1階席まだ間に合います。
お友達1人でも誘っていただけると幸いです。

キャッチネットワーク
ケーブルTV
おかずクラブさんの番組に
私登場します。　
アプリでも観れる？ようです。

https://www.katch.co.jp/lp/kimirano_motenashi

夢千鳥

片付け作業も落ち着いてきました。
改めまして、ありがとうございました。

大きな舞台を創るには
何のためにやるのか？ブレない大義を決めて
テーマ、作曲、演出、台本作り、
それを叶えるために必要な組織を編成し、
それに価値を感じてもらえるお客様が
どれだけ集まってくださるか。
すべてが揃わないと出来ません。
一回でも手を抜いたら次はありませんから、
毎回限界突破に挑み
冗談ではなく本当に、もうこれで辞めようって
ところまできます。
でも、懲りずに続けてるのは
自分達が頑張ることで
沢山の人の生きる力に繋がっていると
実感できるからですね。
早くもあちこちから
「5年後を楽しみに生きよう！」
って声が聞こえてくる。

僕は、しばらく太鼓みたくもないですけど(笑)

でも、今回の千人太鼓は
自分が手がけた舞台演出のなかでも
最高傑作の一つと言える気がします。
なぜかというと、
千人太鼓の募金額は、なんと！
¥1,004,064

夢千鳥が大きく羽ばたき
100万円を超えました。
主催の僕も、御陣乗太鼓保存会の方も
驚いています。
千人の出演者全員の力です。
多くの人の心を動かすことができる舞台だった
のだと思います。
ありがとうございました。

集合写真は記念に取り込んで
ご自由に使ってください。

ありがとうございました

皆さまの応援、ご協力のおかげで
第3回西尾千人太鼓が無事に終演しました。
ワタクシ、命を削っているという意味が
分かりましたでしょ(笑)
僕が曲や演出に込めた想いが会場中に届き、
見渡すかぎりの最幸の笑顔を咲かせることが
できました。

夜遅くまで撤去積み下ろしを頑張ってくれた
熱響軍団と珍しい記念写真。