雨の慕情

昨日は演奏開始と同時に大雨という、
笑うしかない状況のなか、
最後までお付き合いくださった皆様、 
ありがとうございました。
実行委員会の方々も一生懸命サポート
してくださって、
天候以外は素晴らしいイベントでした。

お客様も、かなり濡れたと思います。
風邪ひかれてないでしょうか?

太鼓もずぶ濡れ。
除湿器を一晩かけて、乾かしました。
太鼓は、
買い替えたり、張り替えたり出来ても、
2度と同じものには出会えないので、
野外演奏の判断はとても悩むところです。

たとえば、
赤い調べの大太鼓2台は、
いまは亡き恩人の奥様から
僕が譲り受けた形見であったりするので、
それが屋根の隙間からドボドボ落ちる
雨に打たれてる姿を横目で見ながら
演奏するのは非常に辛いものですが、
ここで演奏を止めたら
もう2度と会えないお客様がいるかも
と、自分に言い聞かせつつ。

昨夜は楽器達を眺めながら
ひとりお酒を飲みました。

BGMは八代亜紀🍶

すべての楽器に、
台にもバチにも、
カバーやケースにも
人の情やドラマがありますから、
そんな事も想像しながら音を聴いて
みてください。


僕の小学生の時のヒーロー
中村武志選手と撮った写真のおかげで
久しぶりに小学校時代の友人とメールで
盛り上がりました。39!

イケオジ

僕が30歳になる直前に挑んだ
初めてのソロコンサートで
胸を借りた尺八の巨匠「坂田梁山」さん。
名古屋でLIVEをされると
ご案内をいただき、伺ってきました。
10年振りに聴く梁山さんの
拘り抜いた唯一無二の音色。
深く心に沁み入りました。

12年前、
初めてのコンサートで
不安いっぱいだった僕は、
梁山さんのご自宅(千葉県)に押し掛けて、
すがるような気持ちで曲のアレンジを
相談しました。
その時の前向きな優しさに
どれだけ救われたか。

あのコンサートがなければ
僕の代表作「青龍」も「結」も
今の自分もありません。

梁山さんの音に久しぶりに触れて
やはり音楽の真髄は人、そして愛
なんだなと。
僕もそんなイケオジ(イケてるオジサン)
を目指したいと思いました。


日曜日だけ雨90%予報ですね。
なぜ〜😵